【学びのアウトプット】目標を継続・達成するには、どのような考え方が必要なのか。

「目標がうまく達成できない。」
「最後まで続かない。」
こんな方におすすめです。
こんにちはぴけです。今回は、ハイディ・グラント・ハルバーソンさんの「やり抜くための9つの習慣」という本から得た学びについて共有していきます。
この本では、目標に対しての行動計画から遂行までのマインドまで、9つの項目に分けて紹介しています。
正しい目標の立て方を知り、目標までのマインドセットを学ぶことのできるこの本は、自分自身を変えるきっかけになる一冊です。
本記事では、記事を書いている僕自身が特に印象に残った項目を3つ紹介していきます。
目次
- 第4章 現実的楽観主義者になる
- 第5章「成長すること」に集中する
- 第6章 「やり抜く力」を持つ
第4章 現実的楽観主義者になる

「目標は達成できる」と信じるのは変わらず大切なことです。しかし、「目標は簡単に達成できる」と考えてはいけない―ここに注意すべきなのです。つまり「”非現実的な楽観主義者”になることなく”現実的な楽観主義者”であれ」ということです。 ー引用ー
なにか目標があるとき、ポジティブな人とネガティブな人のどちらが達成しそうかと聞かれたら、ポジティブな人の方が達成しそうですよね。
しかし、ポジティブな人の中にも2つのタイプがあることを知っていましたか?
それが、現実的楽観主義者と非現実的楽観主義者です。
簡単にそれぞれの違いについて説明すると、
非現実的 楽観主義者 |
・目標は、達成できる。 ・信じることで自然引き寄せることができる。 |
現実的 楽観主義者 |
・目標は、達成できる。 ・目標を達成することは簡単でないことを認識している。 |
このことから、
非現実的楽観主義者 | 行動がなく、達成まで続かない。 |
現実的楽観主義者 | それ相応の努力をする。 |
つまり、この本での現実的な楽観主義者とは、物事を現実的にみながら、気持ちは楽観的になることが目標達成までの努力を後押しするということです。
具体的ななり方
ここまでで現実的な楽観主義者がどうゆう人かは分かったけど、具体的ななり方が気になりますよね。
この本では、具体的ななり方として、
まずは「自分の前に横たわる課題や困難から逃げないで、しっかり見つめること」そして「課題や困難がどの程度のものなのかを検討すること」です。さらに、成功をビジュアリゼーションするだけでなく、成功するまでのステップと取るべき行動をビジュアリゼーションすることに取り組むといいのです。 ー引用ー
と書かれています。
ちょっと、難しいですよね。僕は、最初ほとんど理解できませんでした。
ですが、何回も読んで僕なりの解釈をしてみました。
僕なりの解釈としては、
「現実的な楽観主義者になるには、自分の目標までの道のりに現れる課題や困難から逃げず、それぞれに対策を立て、行動に移していくことが必要である。しかし、気持ちは、常に楽観的で目標は達成できると信じ続けることも必要である。」
です。
僕自身、物事を現実的に考えるとネガティブになりがちなので、現実的楽観主義者になれるよう意識していきたいです。
第5章「成長すること」に集中する

目標を設定するときには「今、何ができるか」ではなく。「これから、何ができるようになりたいか」を考えるようにしてください。 ー引用ー
皆さんは、どのような目標をいつも立てていますか?
僕は、自分の持っているスキルなどをベースに目標を立てる傾向があります。
先程、ポジティブには、2つのタイプがあると説明しましたが、実は、目標にも2つのタイプが存在します。
それは、証明ゴールと成長ゴールです。
目標の視点から見ると、証明ゴールは、自分にはそれをする能力があることを証明するための目標です。一方、成長ゴールは、やったことがないことができるようになることが目標です。
ということは、僕がいつも立てている目標は、証明ゴールということになりますね。
この本では、証明ゴールは、未知の課題や難しい課題に対して、不安感が増し、目標に対して、うまく能力が発揮できないとあります。
また、もう一方の成長ゴールでは、未知の課題や難しい課題に対してこそが学びであり、成長であると捉えることから、目標に対して能力を発揮しやすいとあります。
このことを学び、僕自身の目標の立て方が自分の視野を狭くしてしまっていることに気が付きました。
自分自身が「どう成長していきたいか」に焦点を当てた目標を意識して立てていこうと思います。
第6章 「やり抜く力」を持つ

次に「私には無理だ」と言いたくなったら、こう言い換えましょう。「今の私にはまだ無理だ」と。 ー引用ー
皆さんは、なにかうまいかないことがあったとき、どのように考えますか?
才能がないせいにするでしょうか?それとも、努力不足のせいにするでしょうか?
ここでは、人の知能について2つの考え方について述べられています。
それが固定的知能観と拡張的知能観です。
固定的知能観とは、先程の例でいうとうまくいかないことに対して才能のせいにしてしまう考え方です。つまり、知能は、生まれ持った固有の能力であり、変化しないという考え方です。
もう一方の拡張的知能観は、先程の例でいうとうまくいかないことに対して努力のせいにする考え方です。つまり、努力のせいにすることを言い換えると、自分次第で能力は、変えられるという考え方です。
ここで、自分自身に「無意識に固定的知能観な考え方になっていないか」と問いかけてみてください。
僕自身、昔から文章を書くことが苦手で下手だと思いこんでいました。だから、いつも文章を書くことを無意識的に逃げていた気がします。しかし、思い返してみると、文章がうまくなるための努力を何もせず、ただできないと決めつけていました。
この本を読まなかったら、僕はブログを書き始めることを無意識的に排除していた気がします。
まだまだ伝わりにくい文章ですが、拡張的知能観を持って、これからもブログを書いていこうと思います。
皆さんも無意識のうちにできないと思っていたことを再度振り返ってみて、やってみるのはどうでしょうか?
まとめ
今回紹介した3つのトピックを一言でまとめると、「現実的楽観主義者で成長ゴールを設定し、拡張的知能観で努力し続ける」ということです。言葉では表現できても僕自身、無意識のうちにもとに戻ってしまいがちです。そんなときは、このブログを読み直したいと思います。(笑)
今回読んだ「やり抜く人の9つの習慣」という本には、目標の具体的な目標計画からやり抜くためのコツなど、今回紹介できていない内容がたくさんありますので、ぜひ読んでみてください。